2021年09月24日~09月30日
ブログ休止期間のまとめ1/5
- Sonny Boy
- 「藝大コレクション展 2021」
- 「再演 ―指示(インストラクション)とその手順(プロトコル) / Re-Display: Instruction and Protocol」
- PC環境
- その他
Sonny Boy
この時が11話だったんだ。
見ながら「ロケットで武蔵野に帰るの!!???」って動揺した覚えがある。角川武蔵野文学賞のために取材した内容と近い部分があったから「ネタ被りしたのでは……。いや、ロケットってだけ……。でもロケット使ったのって主人公たちが武蔵野の学生だったからじゃない? 瑞穂たちがプロペラ飛行機の傍にいるイラストとかもあったよな…… 。日本航空発祥の地でネタ被りって何なの?」って少し落ち込んでた。最終的に書けたものはネタ被りとか心配しなくていいものだったからよかった。
11話は今でも時々見返してる。上映イベントでも何度か扱われてたし、ある意味Sonny Boyの顔的な回だと思う。
ラジダニが「これ長良が考えたの? ここをこうすれば……うん、完璧だ!」って言うところがめちゃめちゃ好き。2000年生きて宇宙の真理を手に入れたラジダニに褒めてもらえるのすごいよね。長良が照れてるのもかわいい。
「藝大コレクション展 2021」
展示を見に行ってました。
案内の人と「芸大生ですか?」「違います」「大学生ですか?」「違います……」「もしかして高校生ですか?」「社会人です……(本当は無職ですが)」「あっ、すみません……」という心温まるやり取りがあった
— 駅近 (@ekitika_mansion) 2021年9月24日
滲み出る幼さのせいかもしれない。年相応に見られたい。
藝大コレクション展のポスター見たときに「顔が花の恐竜みたいなやついる!」と思って行ったんだけど、実物見たら恐竜じゃなかったんですよね。リンク先にポスターあるから見て。
実物見てびっくりしたんだけど、あれ恐竜じゃなくて鳳凰なんですよ。あと背景に仏さまがたくさんいる。一切情報入れないで行ったから見た瞬間の驚きが凄かった。展示スペースに椅子があったから座ってじっくり見られたのもよかった。
曾斯琴の「人間花像」楽しくてずっと見てた。7センチ四方のキャンパス?に花が描かれてるやつがめちゃくちゃたくさんあるんですよ。恐竜の勘違いもそうだけど、私、花が好きなのかもしれない。
「再演 ―指示(インストラクション)とその手順(プロトコル) / Re-Display: Instruction and Protocol」
藝大コレクションの向かいでやってたから偶然見たんだけど、見てよかったなって今でも思う。
川俣正の自画像に心に引っかかるものがあって今でも時々思い出す。リンク先にあるから見て。
この自画像、見ての通りゴムシートを丸めたやつなんですよ。説明によると、「大学に作品を提出しなければいけないが、さて何を出そう?」と迷った結果、部屋の隅にあったゴムシートを作品として出したのだそうだ。実際にそれを”作品”にするまでの思考はもっと複雑なんだろうけど、大まかにはそんな流れでできた作品らしかった。
そんな自画像なんだけど、何十年も正しい展示がなされていなかったらしい。川俣正は提出時に「ゴムシートが丸まった状態で展示するのが正しい」と書いた紙を同封したらしいのだけど、何があったかそれは紛失し、何十年も開かれた状態で展示されていた。
扱いの分からないゴムシートを展示するために何十年もいろんな人が頭を悩ませていたんだろうな……って考えるとちょっと面白かった。
でもこの話はここからが本番。劣化が激しかったゴムシートの修復方法を相談すると、彼は「それと似たものを買ってくればそれでいい」と言ったんですよ。それに対して藝大側は「東京撃術大学が収蔵したのは作家の意思によって生み出されたもの」「作品の同一性の観点から古くなったゴムシートをそのまま展示している」と表明してて、実際に展示されてる作品は確かに古い。
作家が大替可能だと言ったとしても意思が宿った最初の一つのみを作品として扱うっていう姿勢が個人的に好きだった。ゴムシート単品だから一部の修復ができなかったからその結論なのかな、複数のパーツでできたものだったら結果は違ったのかなとは思う。私たちの身体の細胞がすべて入れ替わっても本人だと言えるのは入れ替わる過程があり、それが文脈となるからだと思うんですよね。複数のパーツが組み合わさることでできている作品なら、少しずつ入れ替えても作者の思想が文脈となってそれぞれを繋げてくれると思うんですよ。でもゴムシートだとそれが難しいのかもしれない。
Sonny Boy11話を見てから行ったからか、ものに宿る意思について考える機会ができて嬉しかった覚えがある。
PC環境
検索エンジンをYahoo!からGoogleに変えた。新聞取ってない、テレビも見ないって生活だったからブラウザ開くたびニュースが目に入るのもいいかなと思って使ってたんだけど、ゴシップまがいのニュースが視界に入るのが嫌になったんですよね。
それと同じ理由でおだやかTwitterを導入した。トレンドが目に入るのがいつの間にか疲れるようになってた。誰かが怒ってる話を目にするとどうしたって体力を使う。導入して本当によかった。
この二つは今でも変わらず続いてる。おかげで穏やかライフです。
その他
フォロワーーーーー!!!!!!!!!!https://t.co/ZpP6MZr57W
— 駅近 (@ekitika_mansion) 2021年9月30日
ただただ嬉しい……
— 駅近 (@ekitika_mansion) 2021年9月30日
この頃だったんだ。