駅近日記

”常に泣きたくなり、常に眠くなり、周りには荒廃と真夜中と酷寒しかないとき、どうやって人生を楽しめばいいのか?”

もう一つ、ソシャゲを始める物語

2022年04月15日~2022年04月21日

 

プリンセスコネクト!Re:Dive

ハマってます。

やり時逃し続けてたらいつの間にか3年以上経ってて「何かを始めるのに遅すぎることはない。ただしプリコネは例外とする」みたいな格言まで自分の中にできてた。多分このままうだうだ迷い続けるんだろうなーって思ってたんだけど、フォロワーの「このイベントだけは絶対にやってください」の言葉に背中を押される形で始めました。

ユニ先輩だけは絶対引きたい!!!って思ってたら真っ先に来てくれてめちゃめちゃ嬉しかった。ユニ先輩大好き。

初心者サポート的なやつで星3排出率2倍だったからとにかく回しまくった結果、なんとなく気になってた人たちが来てくれてかなり良かった。イリヤ(クリスマス)を固定で連れ回して、他は敵を見つつタンク1、回復2、補助(?)1にしてる。敵の属性に合わせてメンバー選ぶの面倒臭かったけど慣れたら気にならなくなった。

復刻イベント「鋼の聖女と聖なる学舎の異端児」めちゃめちゃ良かった。元々はユニ先輩への興味から始めたものだったけど、終わってみればモブを含めた登場人物全員のことが大好きになってた。

最初に「おっ!」って思ったのは最序盤のこのやりとり。

クロエ「こんな学園行事の準備とかできゃっきゃできちゃうんだから、ぱっや箱入りのお嬢サン方はピュアみガチだわ。うちらと違って邪心とか下心系のやつ1ミリもないんだろーね。」

クロエの同級生1「ふふっ。私、クロエさんのお役に立ってしまいましたわ」

クロエの同級生2「うふふ。私なんてクロエさんに叱っていただきましたわ。」

これ読んだ瞬間、「彼女たちはそれぞれ独立した人間で、勘違いしながらも良好な関係を築いてるんだ」って思ったんですよ。で、このイベントってそういう人たちが中心になって動いていくんだろうなって思った途端、よりストーリーが楽しみになってた。

そして結果から言うとこの直感は大正解。イベントの登場人物は全員がきちんと個人で、それが素晴らしかった。ここで言う個人は「多面性を持った人間」という意味です。ゲーム内の言葉を使うなら「本音と建て前」を持った人、みたいな。

マリアのことは終盤まで典型的な悪役生徒会長として捉えてたんだけど、セレモニーステージにカルミナを呼んだ理由がチカに会いたかったからって言うところで好きになってしまった。クロエに友達ができて面白くないっていう本音を隠すためになかよし部の廃部って建前を作ったのに、建前を理由に生徒会を動かしてカルミナを呼んじゃったりする。そういうちゃっかりしてるところに彼女の多面性が見えて、そこからなんだか気に入っていた。

ユニ先輩の展示が芸術だったのもよかった。キャラクターの奥行きがさりげなく見えるとこっちまで楽しくなる。出会いとかを個別のストーリーで済ませておくからこその技ですよね。それを知らない他二人がびっくりしてたのもめちゃめちゃよかった。友達だからって背景をすべてを知ってたり打ち明けてたりするってことは当然なくて、でもそんなの大したことじゃないんですよ。相手のこと全部知ってる前提のコミュニティーじゃないと上手くいかないなんて嘘だから。

あと、なかよし部が聖学祭中それぞれ個別でも行動してたっぽいのも好き。キャラストーリーだから引いてないので見れないのですが……。漏れ聞くところによるとクロエが家族と聖学祭を回ったり、チエルが後夜祭のために駆けずり回ったりしてたっぽい。彼女たちってなかよし部っていう共通点はあるけど、あくまでもそれは一面なんですよね。なかよし部だからなかよし部のことしか考えないとか全員同じことしか考えないんじゃなく、バラバラにも行動するんですよ。だって個人だから。でも、だからこそ三人の個人が同じ目的のために頑張るのが光るんだと思う。

セレモニーステージでチエルが奮起するのもめちゃめちゃ好きなんですよね。あれってチエルの人生の集大成みたいな行動じゃないですか。ノゾミの行動を自分の人生経験全部使って(拡大)解釈して、その結果ステージに立つ。本当にかっこよすぎる。今までの人生全部があったからこその行動だし、それによってなかよし部が勝てたっていうのがいい。

人生の集大成としての「自分」が力を振り絞ってたった一瞬憧れと同じ場所に立つ、そういうのに弱い。

あとマザー・ヒルダの台詞で好きなのがこれ。

「あとねえ、意外と使い勝手いいのよ、あの子たち。基本的に人がいいから、飴と鞭で頼めば何でもやってくれるの。おかげでまあ今回も出資者の皆様にご満足いただけて、ほほほ。」

声優さんの演技に奥行きがあってすごくよかった。「あとねえ」で区切ってるっぽく言ってはいるけど、その前に話してた青春の話と地続きの感情で話してるのが伝わってきた。「使い勝手がいい」「頼めば何でもやってくれる」って言葉には便利って意味だけじゃなく信頼がありますよね。やれやれって言いたくなるような(もしくはそれで済むくらいの)引っ掻き回され方をされるんだろうな、でも学院の生徒達にはそういうのも必要なんだろうなっていう信頼。娘に学院で悪目立ちしてほしくないからなかよし部を上手く使ったっていうのもあるのかも。

マザーには教員としての本音(出資者云々)と個人としての本音(青春、なかよし部の必要性、娘の友人関係)があるんだろうなとは思った。教員としての本音を建前として使って個人としての本音を解決したかったのかな、とも。

「どちらも嘘ではないのよ、これは本音と建て前っていうの」

これってそういうことだよね。

マザー・ヒルダの台詞聞いてたら『名探偵夢水清志郎事件ノート あやかし修学旅行 鵺のなく夜』を思い出した。修学旅行中、生徒たちはしおりに載っている先生の巡回予定表の裏をかいて裏修学旅行をするんだけど、実はその表は先生たちが敢えて載せてたやつだったって話。生徒たちを信頼してるから巡回予定表の中でなら何をやっても目を瞑るって考えだったらしい。箱庭でどう好きにさせるか、学ばせるかなんですよね。

 

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~

めちゃめちゃ面白くない!!???

なんとなく三期見たらハマっちゃった。とりあえず一期11話まで見た。日記のために最終話我慢したの偉すぎる。

藤原書記かわいいな~声優小原好美さん!!???みたいな驚きがあった。本人がラジオで言ってたから知ってはいたんだけど、実際に演技を通して感じたら衝撃が走った。柔らかくて掌で押したら「にゅ~」ってどこまでも沈んでいきそうな声がいい。

早坂のことが好きすぎる。テキパキしてたり緩かったりの緩急が好き。あとダルい感じもいい。いや、あのダルさは外的要因で生まれてるやつではあるんだけど。

これ書き終わったら最終話見ます。

 

まだまだお花見 おでんで熱燗ステーション

友人に駅のホームでお酒が飲めるイベントに誘われたから行ってきた。日本酒10種飲み比べ、おでん・チーズちくわ付きってやつ。

私は六歌仙の熱燗が好みだった。癖が無くて飲みやすいし味も好きだった……と思う。どれにしようかな、で最初に飲んだのがこれだったからそのくらいしか思い出せない……。でも色々飲みながら「最初に飲んだのが一番おいしかったな」って思ってたから一番好きだったのは確か。出会いのタイミングは運だから仕方ないんだけどちょっと悔しい。

にごり酒の熱燗を飲めたのが結構よかった。ここで飲まなかったら二度と飲まなかったと思う。

これがその時の写真。一緒に行った友人が教えてくれたんだけど、この電車はロードレーサーをバラさずに運べる専用のやつらしい。

二軒目で飲みながらさっきの日本酒でどれが一番美味しかったか言い合うやつやったんだけどすごくよかった。それぞれ好みが違うから味のどういう部分を重視するのか聞くのも楽しかった。

みんな居酒屋久しぶりだったから居酒屋っぽいこと全部に笑ってた。「周りがうるさいから自分たちも声大きくしなくちゃいけないんだった!!!」「注文忘れられてた!!!」「お手拭き足りない!!!」

店変えた方がよかったかもね。

 

来週までにやること

・本返しに行く

 

その他