駅近日記

”常に泣きたくなり、常に眠くなり、周りには荒廃と真夜中と酷寒しかないとき、どうやって人生を楽しめばいいのか?”

シン・ウルトラマンとか写真集とか

2022年05月13日~2022年05月19日

今週のまとめ

 

シン・ウルトラマン

子供の頃、初代ウルトラマンめちゃめちゃ見てた記憶があるんだけど全然リアルタイム世代じゃなかったからわりと謎なんですよね。再放送だったのかな。記憶はぼんやりなのにウルトラマンのこと考えるときは初代を一番に思い出す。こういうのも刷り込みなのかな。自我が目覚めて以降だとウルトラマンマックスの記憶が一番強い。多分OPが大好きでずっと歌ってたからだと思う。

 

シン・ウルトラマン、子供の頃の記憶が刺激されて楽しくなるタイプの映画だった。どの技を見ても祖父母の家でその技を真似していた自分を思い出してフフッてなってた。

ウルトラマンについて考えるときいつも思い出すのがこれ。スペシウム光線より八つ裂き光輪よりバリアが好き。だから日記のために正式名称調べたら特に無いらしいことが分かったときはショックだった。ウルトラマンごっこと言えば一人でバリアを張り続けることだった少年時代の私も泣いてる。使い所がゼットン戦だったせいでいいとこ無しだったのも悲しかった。

ザラブ星人と神永が車で話してるシーンがかなり好き。予告編のときから一番気になってたところだから実際に観たときは笑顔になってた。サイドレバーに載せた手を外星人が掴むの普通に恐くていいんですよね。しかも密室であの距離感なのも恐すぎる。どのカットも絶妙に懐かしくて不気味で大好き。

メフィラス星人、ど真ん中の礼儀正しい外星人で好きにならざるを得なかった。外星人なのに人間っぽいところがめちゃめちゃ好印象だったんだけど、調印式(?)で異星人の姿に戻ったときかなりギョッとしちゃって自分の単純さみたいなものを感じた。でも多分メフィラスってそういう存在なんですよね。親しみを覚える振舞いをしてるけど根本的に別の存在。地球が好きなのは本当なんだろうけど、メフィラス星人としての好きであって歩み寄るとかではないんだろうな。あと怪獣(禍威獣)目覚めさせたのもこの人だから地球人的には悪い人なんですよね。

怪獣酒場(誤用)大好き。シン・ウルトラマン観た人と居酒屋行ったら好き放題飲み食いしたあとでアレ言いたい。

大きくなる装置(名前忘れた)を「ウルトラマンのものほど小型化はできなかった」って説明してたところが個人的に大好き。あの映画で一番好きまであるかもしれない。普段は(というか使ってる間も)別次元にしまっておけるから本来そこまで小型化する必要は無いんだよなって気付いたときすごく興奮した。必要十分のオーバーテクノロジーとか最高過ぎる。

ゴジラ FINAL WARS』のX星人がメフィラスみたいなキャラだったらどうなってただろうってちょっと考えちゃった。シン・ゴジラ FINAL WARS

ゼットン、お前終末装置になっちゃったのか……って戸惑いが結構あった。めちゃめちゃ大きいし動じないしバリアも粉々にするしで絶望的な存在だった。

神永さんが本読みまくってるの見てミギーじゃんって思った。

外星人周りはかなり好きだったけど人間周りはそこまでだったかも。バディの重さを感じるには話が足りなかったように思う。映画一本分の尺しかないから時間をかけた積み重ねが無いのは仕方ないけど、それはそれとしてもう少し関わりが欲しかった。二人が別の価値観を持った生まれた星すら違う存在だってことを些細なやり取りや振る舞いから感じたかった。

私が人間賛歌の物語に乗り切れないタイプだからテーマと合わなかった部分もあるかもしれない。

個人と個人の話が好きだから外星人同士のやり取りが好きだったのかもしれない。お互い生まれも目的も違うという前提で話が進んでたから。地球人は群れであり繋がりが大切って描かれ方をしていた部分がある気がして、それを最初から前面に出されたのが苦手だったのかも。

終盤人間がウルトラマンに頼りきりになってたの結構好き。ウルトラマンはメフィラスが上位存在として君臨するのを止めたのに結局人類は能動的にウルトラマン待ちをしてる。そういう駄目さ好きなんですよね。ウルトラマンが危惧した文明の停滞の道へ自分たちで進んでる。

ゼットンを倒すために地球人が見つけた方法が全面的にウルトラマン頼みだったのは結構寂しかった。あの強さの存在を前に人間にできることなんて無いんだろうけど、それでも外星由来の危機に立ち向かい続けた禍特対の積み重ねみたいなものも見たかった。

面白かったけど、それ以上に子供の頃を思い出す映画だった。

 

小原好美さん

声優さんのTwitterをフォローしない誓いを立ててるせいで前回の予約を逃してしまった。だから今回予約できてホッとしてる。欲を言えばメロンブックスの特典帯がよかったけど抽選だったから今回はやめた。サイン本一人で何冊も買うはちょっと違う気がしたので。

私の面倒な部分として好き避けしてしまうっていうのがある。好きだった人への告白が成功した次の日、道で彼女を見かけたけどあまりにも好きすぎて声を掛けられなかったこともあるくらいの筋金入り。嬉しすぎる感情に耐えきれなくてついつい避けてしまう。

一回目の予約を逃したのも写真集の発売が嬉しすぎてその気持ちに耐えきれずラジオが聴けなくなったのが理由。ずっと「全身を使った表現もしたい」「写真でも表現してみたい」って言ってたのを知ってるから嬉しくて…本当に嬉しくて……聴けなくなっちゃってた。

サイン本買えて本当によかった。ラジオは今週からまた聴こうと思う。

 

手取川 本流純米大吟醸

開栓直後は水みたいな味だった。香りが強いわけでも味が強いわけでもない、辛口を楽しむためのお酒って感じ。二日目までは味の変化はほとんどなかったけど三日目から印象がかなり変わった。辛口の風味が落ち着いて、その代わり甘さが出て飲みやすくなった。二日間辛口を楽しんでたから変化をはっきり感じられたのかも。

 

来週までにすること

・映画五等分の花嫁を観る

 

その他

これ言われたとき申し訳なかった。

でも自分で撮った写真を表紙にするの好きだから、その後も鳥とかいかだを表紙にしてた。