2022年11月04日~2022年11月10日
今週のまとめ
狂人号
潮汐の下が大好きだったからずっと続きを待っていたんだけど、とてもよかった。
アイリーニとルーメンはどちらも家族を失っていて、育った環境がルーツになっていた。種族や所属を思えば、相反する存在と言っても過言ではなかったと思う。そんな二人が別々に覚悟を決めた先で交わったのはすごいことだった。ダリオの言う「お前は疑いを持ったのだな」「ならばお前は疑いを持つべきなのだ」「判決を下す時、頼るべきものはお前自身!」というのはこういうことだったのかもしれない。
アビサルハンターがこのままエーギルに帰れないのなら、シーボーンを倒すことは自分たちを受け入れてくれる第二のルーツを滅ぼすことに繋がってしまうんですよね。アイリーニたちのことがあるし血筋がすべてではないんだけど、他種族がいる世界だからこそそんな単純に捉えるべきではないんだろうな。シーボーン側は増え方的にその辺考えなくていいからある意味楽なのかもしれない。
シーボーンや濁心スカジが進化の果てに宇宙すら見据えているのが好きだ。恐ろしい存在ではあるんだけど、自分たちにはそれができると確信していることが羨ましい。生存欲求が強く、身一つでそれをすべて満たせてしまうのは楽しいだろうな。
アークナイツは面白いこととすっきりすることがイコールではないのが魅力だと思っていて、狂人号もそうだった。カルメンの振る舞いやアイリーニのロドスでのボイスについて、クリアした今でもついつい考えてしまう。
カルメン、一見厳しい人物だけどその奥には優しさがある……ように読めるテキストではあったけど、そのまま受け取るべきなのか悩んでいる。
カルメンがティアゴの問いに答えなかったのは優しさではないかもしれない。優しさなら嘘をつくこともできたのにそうしなかったのは、彼が言うように裁判所の情報(おそらく恣意的に改変したものであっても)を外部に漏らしてはならないというルールに基づいただけだったのではと考えてしまう。そしてそれが神視点の私たちにとって”結果的に優しく見える振舞い”だったのかもしれない。あんな状態のイベリアを守り抜いている裁判所、そのトップが職務中に私情を挟むとは考えづらい。これまでの審問官たちの態度を見るに、彼らにはそういう意志の強さが求められているはずだから。
気になってシナリオを読み直した。”審問官”について考えるとき、私情を挟むなんて考え方はズレていたのかもしれない。彼らの立場はただの公務員ではなく、信念と共にあるのだと思う。彼らは私情の先にも審問官としての振る舞いがあるのではないだろうか。灯台でのダレオがそうだったように。
一つの行動に一つの意味しか込められないなんてことはないのだから、優しさと裁判所のルールは両立すると思い直した。裁判所のルールによって嘘をつくことすら許されない中でできる最大限の優しさが答えないことだったんだと思う。
(2022/11/11 06:01)
私がイベリア出身のオペレーターを萎縮させる? 審問官を恐れ敬うのは、すなわち法に畏敬の念を抱くということですから、当然ではないでしょうか? あるいは……一部のエーギル人には、私の視線を避ける理由があるのかもしれません。それなら先に言っておきますが、絶対に手を出さない保証はできませんからね
これはアイリーニのボイスなんだけど、裁判所への忠誠心や元審問官としての気高さ(傲慢さでもある)が無いとは言えないセリフだと思う。裁判所の弾圧や強制収容に近いやり方が周囲にどう思われているかを加味して考えるべきなのでは、と思ってしまった。
でもこういう考え方をしなければならないくらいイベリアは追い詰められてもいるんですよね。裁判所は鋼の意思を持っていなければならない。……だとしてもそんな台詞口に出しちゃだめだよ、とは思うけど。
でもそういうところが好きでもある。これはアークナイツの全てのキャラに言えることなんだけど、ロドスに所属したからといって彼らは丸くならない。
例えばアイリーニ。彼女は幼い頃に経典に命を救われ、その後は裁判所に引き取られて成長し、審問官にまでなった。そんな彼女がロドスに所属しただけで審問官としての考え方を捨てる方がおかしな話だと思う。だから上で引用したような台詞を彼女が言っているのが嬉しいし、当然だとも思う。
アイリーニの言動すべてを肯定はできないけれど、彼女と彼女の信じるものにはそれ相応の理由と理屈があることは分かっている。それで十分なのだ。
VRChat
フォロワーに影響されてばかりの人生だから一年ぶりくらいにログインした。
ランダムで表示されたワールドの中に添い寝部屋があって、あまりにも謎過ぎて入ったら人がめちゃめちゃいてビビってしまった。空中に落書きしてる人がガスマスクに防護服だったのも相まってヤバヤバ部屋なのでは!?となり、即穏やかで人が居なそうなワールドに移動。
※あとで自室の鏡を覗いたら私もガスマスクアバターでした。初期アバター物騒すぎない!? 落書きの方、ごめんなさい。
全然関係ない話だけど、ワールドを移動するときSonny Boyの長良を思い出してる。
ここで呼吸を整えたのち、誰もいないワールドを渡り歩いてログアウトしました。心が弱すぎる。これは本当に情けない話なんだけど、会話する想定を一切してなかったからマイクすら繋いでませんでした。
VRChat、この世に存在しない空間で一人になる目的でしか使ってなかったけど交流の楽しみもあるっぽい。
武蔵野
フォロワーのフォロワーの作品が流れてきたから読んだんですが、面白かったです。その世界特有のありふれた事象を観測する話、結構好き。
去年ほどギチギチなの書けないだろうし、なんかもういいかなって気にもなってるし今年はやめようって思ってた。でも面白くなりそうなネタ思い付いたし書いてみようかな。私は義務感が発生すると途端に書けなく(書かなく)なるタイプなんだけど、今回はそういうわけでもないし。
めちゃくちゃ恥ずかしい話なんだけど、前回の武蔵野でどの賞にも選ばれなかったことが悔しすぎて拗ねてた節はある。今でも私の作品が一番面白かったと思ってもいる。それに自分の作風の狭さに気付きたくないって気持ちも正直ある。でもそれを気にして書かなかったらそれこそ先がないし、多少落ち込むことになっても書いて確認するしかないんだと思う。
やっていくぞ。
来週までにやること
・プールに行く(今週は元気なかった)
・実家に連絡
・友人に連絡
その他
DIYアニメ見た。主人公を一番好きになることは少ないんだけど、このアニメは結愛せるふが可愛すぎる。もちもちしてるキャラと声が好き。お母さんも好き。DIY部に入ること反対したりしないのかなって思ったけど普通に受け入れてたのがよかった。反対とか応援じゃなく、子供が楽しそうにしているのを喜んでいるのがいい。ああいう表情を見ていると、自分の親のことを考えてしまう。私はどうしたらいい? 少なくとも朝の4時まで日記を書くべきじゃない。
2000年前後のテレ朝の朝アニメとかNHKの夕方アニメの雰囲気もして全体的にかなり好き。見たことないのに何故かまなびストレートが頭をよぎった。見てみようかな。
いつかフォロワーと別れる日が来ても、かつてフォロワーと過ごした自分として生きていけるのならいいかと思えるし背筋も伸びる
— 駅近 (@ekitika_mansion) 2022年11月8日
これは自分の根本にある考え方です。多分この先もこう思い続ける。
深夜だし最近の行き詰ってる話しちゃおうかな。一緒にネットラジオやってる友人との温度差に悩んで「バント メンバー やる気ない」とかで検索してる
— 駅近 (@ekitika_mansion) 2022年11月9日
純粋な愚痴はあんまり書きたくない……けど……という気持ち。趣味だからどこまで言うべきかで悩んでる。